「自閉症の子が爪切りを嫌がるのはなぜ?」
そう悩んで検索している方へ。
先日、かいりが昼間に爪を切らせてくれました。
これまでずっと夜の寝込み限定だったので、大きな成長です。
しかも今回は、少し手を引っ込めることはあっても、
パニックになったり、大きく嫌がることはありませんでした。
今日は、
- なぜ自閉症の子は爪切りを嫌がるのか
- 我が家でやってきた対処法
- 昼間にできた理由
- まだ嫌がる「散髪」について
をまとめます。
自閉症の子が爪切りを嫌がる医学的な理由
自閉スペクトラム症(ASD)では、感覚の感じ方に特性があることが知られています。
特に多いのが感覚過敏です。
爪切りが苦手になりやすい理由は:
- 金属音が強く響く
- 爪を押される・引っ張られる感覚が不快
- 手先を固定される不安
- 先の見通しが立たないストレス
これは「わがまま」ではありません。
脳が刺激を強く受け取りすぎることで、防御反応として嫌がるのです。
生活ケア(爪切り・歯磨き・散髪)は、ASD児が苦手になりやすい代表的な場面です。
これまでは夜の寝込み限定
かいりくんは、起きているときは嫌がるため、ずっと寝てから切っていました。
無理にやると関係が悪化します。
だから我が家は、「できる方法でやる」を選びました。
結果として、それが良かったのだと思います。
昼間にできた3つの理由
今回できた背景には、次の要素があると考えています。
① 経験の積み重ね
何度も繰り返すことで「危険ではない」と学習できた。
② 見通しの発達
年齢とともに、次に何が起きるか予測できる力が伸びた。
③ 感覚の変化
感覚過敏は固定ではなく、成長とともに和らぐケースもあります。
今回の変化は、その積み重ねの結果かもしれません。
まだ嫌がること:散髪
ただし、髪の毛を切るのは今も嫌がります。
散髪は、
- バリカンの振動
- ハサミの音
- 髪が首に落ちる感覚
刺激が多く、爪切りよりハードルが高いです。
だから、
「全部できるようになった」わけではありません。
でも一つできた。それは確実な前進です。
自閉症の子の爪切り対処法【我が家の場合】
我が家で意識してきたことは3つです。
- 無理に昼にやらない(寝込みでもOKにする)
- 短時間で終わらせる
- 嫌がりが強くなる前にやめる
“慣れさせよう”と頑張りすぎなかったこと。
それが結果的に、昼間にできる未来につながったのかもしれません。
まとめ|小さな成長は積み重なる
自閉症や知的障害のある子どもは、生活の中でつまずきが多いです。
でも、
できない → 少し嫌がる → 普通にできる
この変化は確実に起きます。
今回の昼間の爪切りは、我が家にとって大きな出来事でした。
散髪はまだ課題ですが、またいつか変化が来るはずです。
焦らず、積み重ねていきたいと思います。


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