私たち夫婦は、仕事や家事で手が離せないとき、どうしても息子(かいり)にスマホを渡してしまうことがありました。
でも最近、おばあちゃんが手伝いに来てくれたときに、**「スマホはやめてテレビ中心にしてみよう」**としたところ、びっくりするほど夜の寝るタイミングが一定になり、落ち着くようになったんです。
今日は、我が家で起きたちょっとした変化と、スマホ・タブレット・テレビそれぞれの刺激の違いについてまとめてみます。
スマホを使っていたときの悩み
夫婦だけで子育てをしているときは、
夕方のバタバタした時間帯にどうしてもスマホを渡していました。
YouTubeを見せると静かになって助かるのですが、自由に切り替えができるのがかいりにとっては刺激が強すぎたようです。
特にショート動画や気に入った部分だけを繰り返し見ることが多く、
「次、次!」とどんどん切り替えてしまう。
結果、脳が興奮してしまい、夜になってもなかなか眠れない日が増えていました。
おばあちゃんが手伝いに来たときの工夫
ある日、おばあちゃんが泊まりで手伝いに来てくれたとき、
スマホはやめて、テレビを見せるようしていきました。
テレビなら、同じYouTubeやAmazonプライム・ビデオでも、
親が操作しないと番組を変えられないため、自然と「ひとつの動画を最後まで見る」流れになります。
つまり、視覚的な刺激が少なく、切り替えもなく、落ち着いて見られるんです。
タブレットの場合:ちょうど中間の存在
タブレットでは、Amazonプライム・ビデオのダウンロード済み動画を見せています。
今のかいりは、動画の切り替えまでは自由にできないため、
スマホのようにコロコロ動画を変えることはありません。
そのため、スマホほど強い刺激はなく、比較的穏やかに見られるようです。
ただし、持ち運びが簡単で、顔の近くで見てしまうこともあるので、使用時間には注意しています。
テレビに切り替えてから起きた変化
テレビ中心にしてみると、数日で大きな違いが出ました。
- 夜の寝る準備にスムーズに入れるようになった
- 寝る時間がほぼ毎日同じ(20時)で安定した
- 「テレビ終わったら寝ようね」という声かけが通じやすくなった
- 寝る前に興奮して動き回ることが減った
おばあちゃんが手伝いに入ってくれたのもあり、家族みんなが楽になりました。
“スマホ>タブレット>テレビ”の刺激の違い
| デバイス | 特徴 | 刺激の強さ |
|---|---|---|
| スマホ | タッチ操作・ショート動画・自由な切り替え | 強い ⚡ |
| タブレット | DL済み動画中心・操作制限あり | 中くらい ⚙️ |
| テレビ | 親の操作が必要・番組時間が明確 | 弱い 🌙 |
このように、「操作できる自由度」が刺激の強さに直結します。
就寝前は刺激の少ない視聴方法=テレビが最適というのが、我が家の結論でした。
※もちろん、テレビも見せないのが良いとは思うのですが。。。
我が家のタブレットとテレビの環境
我が家で寝る前に使っている端末は、テレビとタブレットです。
タブレット:動画視聴用には Amazonタブレット8インチ を使用。
子ども用カバーを付けることで、落としても安心です。
ダウンロード済みのAmazonプライム動画を見せると、操作の自由度が制限され、就寝前でも落ち着いた時間を作れます。
テレビ:我が家では ハイセンス43インチ を利用しています。
Amazonプライム・ビデオやYouTubeもテレビで視聴可能で、親が操作することで子どもが自由に切り替えることができず、就寝前でも落ち着いて動画を見られます。
角度が変わるテレビスタンドとテレビガードも必須です!
ちなみにテレビスタンドも利用しており、多少触っても左右の角度が変わるようにしています。
※実家のテレビはズレないので倒れそうに。。。
もちろん、アクリル板のテレビガードも必須です。
多少割れたり、かけたりしていますが、テレビ本体を守ってくてれいます!
科学的にも裏づけあり:画面刺激と睡眠の関係
スマホやタブレットなどの**“インタラクティブな画面操作”**は、睡眠の質を下げることが分かっています。
いくつか信頼できる研究を紹介します。
- 国立成育医療研究センター「発達障害の子どもとスクリーンタイム~その2「睡眠との関係」~」:スクリーン(スマホ・タブレット・テレビ等)を見る時間が長くなると、夜間の使用によって睡眠時間が削られ/寝つきが悪くなるなど、睡眠リズムが乱れる可能性があると記載されています。 hattatsu.go.jp
- 「乳幼児期の子どものデジタルメディア使用時間と睡眠」:0〜3歳時点でのスマートフォン使用時間と、4歳時点の就寝時刻・起床時刻との関連を縦断データで分析した研究です。 J-STAGE
- 「子どもの成長に大切な睡眠時間と睡眠の質。寝る前のスマホはやめた方がいいでしょう」:就寝前のスマホ使用が睡眠の質を下げるという説明を、分かりやすくまとめた育児系記事。 harmonies.kumon.ne.jp
我が家の野望
おばあちゃんが来るときは、以下のように感じで過ごしたいと考えています。
- スマホは夫婦だけのとき限定、極力タブレット(できるだけ短時間)
- おばあちゃんが来たときはテレビ中心
- 寝る30分前にはスマホ禁止
- 消したあとは照明を少し暗くして、寝室でまったりタイム
この流れができれば、寝かしつけのストレスはかなり減るとは思いますが、なかなか。。。
まとめ
「スマホを渡すのは仕方ない」と思っていましたが、
テレビに誘導することで、寝るリズムが安定するきっかけをつかめました。
科学的にも、刺激の少ない映像環境のほうが睡眠に良い影響を与えることが分かっています。
同じYouTubeでも、スマホよりテレビで見るほうがずっと穏やか。
小さな工夫で、親も子もぐっすり眠れる夜が増えました。
誰かの参考になれば幸いです。

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