【体験談】ハンモック療育ってなに?自宅でもできる感覚統合あそび

ハンモック 療育&日常グッズ
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落ち着かない・じっとできない息子に試した「ハンモック」

療育センターで「感覚統合あそび」を教えてもらったとき、
家でも出来そうなモノで調べたのが “ハンモック” でした。

最初は「ハンモックで落ち着くの?」と思いましたが、
実際にやってみると — 驚くほどリラックスして、
気持ちが落ち着いた様子を見せてくれたんです。


ハンモック療育とは?

ハンモック療育とは、布に包まれる感覚や、ゆらゆら揺れる刺激を利用して、
身体の感覚(感覚統合)を整えるあそびのことです。

ハンモックに乗ることで、

  • 体が包まれて安心する(圧迫感・深部感覚)
  • ゆれる刺激で前庭感覚が整う(バランス感覚)
  • 落ち着いて気持ちを切り替えやすくなる

などの効果が期待できます。

発達障害や感覚過敏があるお子さんにとって、
**「包まれる」「揺れる」**という刺激は、気持ちを落ち着かせる大切な体験なんですね。


我が家で実際に使ってみた感想

我が家では、まずは自立式の室内ハンモックを購入しました。
リビングの一角に設置して、疲れた時や暇なタイミングで「ハンモックに入ろっか」と誘うと、
最初は遊び感覚で、次第に自分から乗るようになりました。

布にすっぽり包まれる感覚が気に入ったようで、

  • テレビを見るとき
  • 外出先から帰ってきたあと
  • ご飯を食べた後のリラックスタイム

など、今では息子の「安心スポット」のひとつになっています。


自宅でできるハンモック療育のポイント

ハンモック療育は、無理なく「遊びの延長」で取り入れるのがコツです。

① まずは安全第一

  • 床に近いタイプ or 座るだけの布製がおすすめ
  • 天井に吊るす場合は、必ず耐荷重を確認(100kg以上推奨)

② 包まれる感覚を大事に

  • 体を布で包むようにして「隠れ家」のように
  • 揺らすのは軽く。強く揺らすと酔ってしまう子もいます

③ ルールを決めて使う

  • 飛び乗らない・揺らしすぎない
  • 終わりの時間を「手話」や「タイマー」などで区切ると切り替えやすい

おすすめのハンモック2選(実際に使った・気になった)

1️⃣ 布だけの簡易タイプ(天井フック設置型)
→ 天井フックがあるのが前提です。キャンプ場などで稀にあります。

2️⃣ 自立式ハンモック(折りたたみ可能)
→ 賃貸OK。使わない時は畳んで収納できるのが◎。洗濯物干しとしても◎。
→ 我が家はこれを使用中です。


ボディソックスや重い布団との相性も◎

ハンモックは、同じ「感覚統合系グッズ」として
以前紹介した ボディソックス重い布団 とも相性がいいです。

  • ボディソックス:日中の遊びや体を動かす時間に
  • ハンモック:リラックスタイムに
  • 重い布団:就寝時に

というように、時間帯を分けて使うと効果的でした。


まとめ:ゆらゆら、包まれる感覚を楽しもう

「ハンモック=リラックスできる遊び」として取り入れると、
子どもの気持ちが安定しやすくなりました。

最初から長時間乗せようとせず、
“遊びながら落ち着く” を目指すのがポイントです。

発達障害や感覚過敏のある子にとって、
身体の感覚を整えることは「こころを整えること」でもあります。

家庭でもできる「ハンモック療育」、
ぜひ試してみてください😊

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